統合失調症 | 横浜市の心療内科 精神科 よこやまメンタルクリニック鶴見

■ 統合失調症とは？

脳をはじめとした神経系に生じる慢性の病気で、さまざまな刺激を伝えあう脳をはじめとした神経系が障害される慢性の疾患です。詳細は不明な部分が多く、緊張やリラックスを司る神経系や、意欲やその持続に関連する系列、情報処理・認知に関する何らかの系列にトラブルが起きている状態であるといわれています。しかし決して特殊な病気ではなく、１００人にひとりくらいの割合でかかっている人がいる病気です。

■ 治療の方法は

統合失調症にかかると、本人が病気であることを理解するのが難しいといわれてきましたが、それは偏見です。適切な方法で丁寧に伝えれば、病気の療養に必要な情報を患者さんに伝えることはできます。 知ることや、病気への対処を学ぶことによって、そして病気を抱えながら生活する練習をすることによって、人は病気からの回復に進んで取り組めるようになります。

病気について本人や家族が理解することの最大のメリットとは、再発に対して適切に対処できる、あるいは再発を予防することが可能になるということです。対処や生活の練習は、「１を知って10を知る」というようにはなかなかなりません。生活の現場での具体的な工夫こそが意味をもちます。よって、長く入院しているよりは、早期に退院して生活を始め、生まれてくる課題について自分なりに工夫を重ねていくのがよいでしょう。

サポートや工夫によって、地域社会のなかで「普通の人」として生活していけるようになることが、当クリニックの目指すあり方ということができるでしょう。

精神科・心療内科

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